房総半島 白浜 マッチン島    道家 尚巳  
 
 
 
 

クロダイ:メジナ

 

2007年も明けてようやく房総半島のメジナ釣りのトップシーズンを迎える。房総半島の最南端に位置する白浜沖根は、水深こそ浅い場所が多いが磯の周りは海藻が生い茂り点々とシモリが点在するメジナには格好の住処になる場所。また、この複雑な地形がメジナや黒鯛などの格好の産卵場所になっていて房総半島では最も早くノッコミの時期を迎える場所でもある。

今回、この白浜をオススメする理由はもちろん水温が下がって大型メジナや大型の黒鯛がたくさん出る場所であることも多きな理由ではあるが冬場の時期になると北風に悩まされることが多いこの時期の釣りでここ白浜は北風が吹くと海がナギる場所として有名であり、厄介な北風の強いときでも風を背に受ける磯が多いため、この時期のつりとしては非常に条件が揃ってる場所であるからである。

 

白浜は、沖目にある「江ノ島:高島:サメ島:マッチン」などのほかに、地方寄りの「大島:トガリ島:スズメ島」などの磯があります。沖側に位置する江ノ島・高島・鮫島のほかにマッチン島と言うナギの日限定の磯がありますが、その中でもマッチンの右ハナレという海が穏やかな日限定の磯に渡礁させていただきました。この磯は周りが大きなシモリ根に囲まれていて、そのシモリと隠れ根の間の溝を釣るような場所ですが、やはり毎度毎度渡礁できる場所ではないのでその分魚影も濃く、魚の活性の高い素晴らしいポイントです。

 

大きな図はポイント図をクリック
   
マッチン右ハナレは正面の沖向きがメインのポイント。特に沖に向かって右端が最高のポイントで真潮、逆潮の両方の潮でも釣りになる場所である。沖に向かって左側は、マッチン本島との間のワンドの中で釣りをする形になるが、足元が3段くらいの雛壇上になっているため取り込みが非常に難しい場所。また釣り座の目の前には大きなシモリがありかけた魚はこのシモリ越しにやり取りすることになり、魚は当然、そのシモリに突っ込もうとするので、目の前のシモリをかわせるかどうかが大型の魚が食った際の大きなポイントとなる。
 

竿は、磯竿の1.2〜1.5号が良いと思います。特に左側のワンドでやる場合にはかなり強引に魚を浮かせてすばやくシモリをかわし魚の向きを強引に変えることが必要となるため少し竿は強いものが良いでしょう。

ハリスは2号位からを使用します。サラシが多少きつくても魚は食ってきますのでハリスの太さにこだわる必要はありません。むしろハリスの堅さやハリスの長さなどに注目して、さらしの中でもまれても安定する仕掛けを心がけてください。また、かけた魚をシモリの中でも確実に取り込める太さのハリスを選択した方がよさそうです。

ウキもサラシに負けない程度の浮力と形状のモノをチョイスしましょう。左側のワンドに中では仕掛けの安定を考えたガン玉の使い方や数などが重要です。

 

普段コマセが入っていないことも考慮してベースコマセは、集魚力の高いコマセを選びました。またこの日は、快晴で水色が済んでいることが予想され、拡散性が高くにごり効果の高いコマセを作ることを心がけました。ベースコマセは「グレパワースペシャルグランディス」を使用。

さらにメジナが好むこの時期特有のノリを大量に配合した「グレパワースペシャル寒グレ遠投」とにごり効果を高めるために「オカラだんご」を少し混ぜたものでコマセを作りました。


 

この日の釣果は、メジナ、黒鯛とも高活性を見せて、最大のメジナは44aでした。しかしこの魚以上にかけた魚は多かった。しかし、シモリをかわすことが大変なのでバラシの回数も多いのが現状です。根がきつく取り込みが難しいポイントですのでやはりワンランク強い仕掛けでいかに自然に仕掛を漂わせ違和感なく魚に食わせるかがこのポイントでの大切な要素になります。

 
白浜渡船 大和田船長 0470-38-2273