伊豆下田 石取根    塩田 哲雄  
 
 
 
 

口太メジナ・尾長メジナ・イサキ・回遊魚・石鯛

 

石取根の収容人数は、凪の日なら15人は余裕で入れるほど大きな島である。ただし、下り潮、上り潮と、いずれも激流が流れることが多く、仕掛けを流す釣りがメインとなるため、人数が多いと釣り難くなる。磯の形状は、南側から北側にかけて徐々に足場が高くなる。一番高い所で、10mくらいある。各ポイントには名前が付けられており、北東向きのハナレの小さな根を{小根}・北東向きのチャカ場を{ナライ角}・そのまま南に向かった足場の低いところを{裏本場}・南の角を{ドブ}・南西向きにある、凪の日なら歩いて渡れるところを{ハナレ}・その右隣を{本場}・そのまた右隣を{右本場}・北東向きのチャカ場を{田牛向かい}と呼んでいる。

 

   
小根:

凪の日と潮が速過ぎない日限定。ベストな潮流は、下り潮で、磯際、本流と狙うことができる。収容人数2人。

ナライ角:

北東を向いた釣り場で、港を向いた釣り座は、足場が高いのと、でこぼこした地形のため、ベテラン向き。チャカ場側は少し前下がり気味の釣り座であるが、バッカンも置きやすいので、釣りやすいだろう。どちらも、磯際、本流と狙うことができる。特にお薦めなのは、磯際で、尾長メジナの50cm級が狙える。

裏本場:

前下がりの磯がドブまで続く。基本的には左右どちらかに流れる潮と、潮が速くない時の磯際狙いになる。
ドブ:足場が悪いだけでなく、低いため、波が上がりやすいポイントなので、要注意。右の切れ込みからサラシができやすく、サラシの中や、切れ目、潮のカベを狙える。また、本流を流してみても面白い。

ハナレ:

先端部と東側は波が上がりやすいのと、根が張り出しているため釣りづらい。上り潮下り潮ともに狙える。

本場:

西向きに出っ張った足場の良い釣り座である。磯際に50cm級のイズスミの群れが見えることがある。その中に、メジナも居ることがあるので、狙ってみる価値がある。また、磯際がエサ取りだらけのときは、沖に遠投してみるのも手である。
右本場:だらだらとした前下がり状の磯で、波気があると被りやすいので要注意。本場寄りのワンドになったところにマキエが溜まりやすいので、狙ってみても面白い。

田牛向かい:

西を向いた側は、磯が低すぎて波を常に被っている。そのため、北西を向いた側が釣り座となる。通常のチャカ場は足場が低く、すぐ後ろは少し高くなっているため、仕掛けの投入がしにくい場合もある。左右どの潮でも狙えるが、ここでの本命潮は、左へ向かう上り潮だ。潮のヨレなど、何か変化があるところを狙う。また、磯際も好ポイントなので、エサ取りが気にならないときはお薦め。
 

伊豆半島釣り場とはいえ、どちらかというと神子元島と同じくらいなタックルを用意したほうが無難。理由として、激流が通すのと、どの魚も大型が出ることから、やり取りと操作性を重視した。

竿    :

1.5号〜1.75号

リール :

道糸2号〜2.5号が150m巻けるタイプ

ウ キ : 

道糸がやや太めなので、自重のある、少し大きめが扱いやすい。激流が流れるとき用に、丸玉オモリ1号〜3号タイプのウキも用意すると良いだろう。

 

潮流が速い釣り場ということから、重めの配合を選びやすくなるが、厳寒期のシーズンを除いて、意外と浅いタナで釣れることが多い。そこで、ブレンドパターンとして、拡散性のある比重軽めとややまとまり気味の比重があるタイプを混ぜると効率良く攻められるだろう。
私は、一日分としてオキアミ9kg+

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3月末時点で水温は16℃台で推移している。ただ、その水温が高くなったり下がったりと安定しない。釣果も水温同様に安定しない状態だ。これから、もう少し水温が上がってくる時期であるとともに安定してくる。そのタイミングが合えば、好釣果に結びつくであろう。それと、そのときの潮を捉えた仕掛けで釣りこなすことが重要となる。

 
ひがし丸 0558−22−4081